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宇都宮ウインドクルー 指揮者紹介

常任指揮者
田村 和久 氏

指揮者

宇都宮ウインドクルー発足当時より、常任指揮者として吹奏楽指導や演奏アドバイスなど楽団の育成に力を注ぎ、宇都宮ウインドクルーの発展に大きく貢献してきた。
演奏指導においては、常に心を一つにした音楽を求め、個々の団員に目を向けた厳しい中にも愛情溢れる指導力を発揮しながら楽団のレベル向上を図っている。

プロフィール

指揮者 指揮者 指揮者
指揮者

宇都宮市出身。
宇短大附属高校音楽科、
東京コンセルヴァトアール(現 東京ミュージック&メディアアーツ尚美)
管弦打楽器 トロンボーン科卒業。
第7回栃木県学生音楽コンクール第1位。
第7回大阪国際音楽コンクールアンサンブル部門入選。
第2回横浜国際音楽コンクール アンサンブル部門第2位(1位なし)入賞。

トロンボーンを亀谷彰一・山田裕治・関根五郎・高島 省の各氏に師事。
ピアノを鈴木道子・伊藤浩子の両氏、音楽理論、編曲法、指揮法を故 原谷 宏氏に師事。
現在、トロンボーン奏者、及びバンドトレーナーとして関東各地で活躍中。
日本管打・吹奏楽会、日本トロンボーン協会会員。
ヤマハ管楽器講師、生涯学習音楽指導員ネットワーク栃木副代表。
ドルチェ ウインド アンサンブル主宰。音楽事務所「サウンドウィズ」代表。
宇都宮ウインドクルー常任指揮者。


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★10周年記念コンサート「指揮者のご挨拶」~10周年に寄せて~

ご来場の皆様、コンサートスタッフの皆様、団員ご家族ならびに、ウインドクルーを応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。お蔭様でこうして10周年を迎えることができました。この場をお借りして深くお礼申し上げます。
私がこのバンドに関わることになったのは、発足以前からの知り合いだった稲見団長からの1本の電話がきっかけでした。それから10年、常任指揮者となってからも音楽技術指導にとどまらず、運営に関して、コンサート制作に関して、いわゆる「余計な口出し」をしてまいりました。それには理由があります。
当時の吹奏楽団のコンサートといえば、広い客席にお客様が大変少ない状況でした。そんなことと、「今までよりレベルの高い楽団にしたい」という団長からの言葉から、「吹奏楽団というものを根本から変えなければいけない」と考えたからです。しかし、ハードルの高さは並大抵ではありませんでした。
コンクールやコンサートの時期だけメンバーが集まるシーズンバンドが数ある中で、まずは「年間通して活動できるバンド」を目指しました。そして「練習を休む時は必ず連絡をする」といった基本的なことから、「どんなに小さなコンサートでも手を抜かず、いつも聴いてくださる皆様の立場になって」などの目標も掲げました。
当たり前だけれど、忙しい仕事や学校が終わってから練習に来る団員にとってはどれも大変なことです。ここには紹介しきれない多くの「工夫」や「取り組み」もあります。
年下にも関わらず私を立ててくださる稲見団長、受け入れ、努力してくださった団員、元団員の皆さん、応援してくださる皆様、誰が欠けても今日の日は迎えられなかったでしょう。そんな皆様に「万才!(万歳)」、全員を結びつけてくれた音楽に「万歳!」といった気持ちで今日のステージに立たせていただきます。
これからもご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。「皆様から求められるバンド」、「地元が誇れるバンド」となれるよう、お力添えいただければ幸いです。(宇都宮ウインドクルー常任指揮者 田村 和久)

※「10周年記念コンサート」プログラム掲載の「10周年に寄せて」から転載